釣  行  記

日時2003年3月15日(土)19:00〜3:00
場所鹿嶋港 取水口 アンモニア岸壁
潮周り中潮
天気晴れ・北東風・波やや高
ターゲットアジ



誰もいないトリミズ(取水口上部橋)、初めて見る光景


 今年2度目の釣行。いつもなら家族を説得し許しを乞い、長男のご機嫌をとり取手の実家に預け
ていくコースを取るのだが、本日は何故だか機嫌がよく、家にとどまり快く親父を見送ってくれた
。そして家を出しなに一言ポツリ、「パパと遊びたかったな」。ああ胸が痛む。
本日はちょっと遅れて、春日部を14:30に出発。いつものように途中、実家のある取手に立ち寄 り、釣具一式と発電機を積み込み、母親におにぎりを握ってもらい、16:30に取手を出発。利根川 沿いの道をノンストップでひた走り、18:30に目指す取水口上部橋に到着した。

 鹿嶋港へ向かう途中、いつもの小見川大橋にはすで
にライトが灯されすでに夜の帳が落ち始めていた。
風はさほどではなく、釣りに支障はなさそうだった。
が、海に来るといつもそうなんだが、風は結構強かっ
た。おまけに橋のたもとには車一台止まっておらず、
いつもなら 橋の上に1つや2つの投光器が灯されてい
るんだが本日は投光器どころか人っ子1人おらず、月
明かりにかすかに照らされた橋の欄干だけが風にあた
り不気味な音を立てていた。
 少々ためらったが、せっかく来たんだからととりあ
えずはやってみることにする。
発電機をセットし、3号磯竿に投げ浮き仕掛け、8号
オモリのケミ浮き第1投は19:30頃だった。

 本日は取水口専用の新兵器を持参した。左の写真の
カウンター用の高イスである。ここの橋の欄干は普通
のイスに座っては浮きが見えない。だから今まではず
っと立ちっぱなしだった。一晩中立っているのは中々
つらいものがある。使ってみて非常に調子が良い。楽
に浮きがみえるし、何よりも座ったまま竿を持ってら
れるのが良い。我ながら中々のアイデアだと思う。
 とはいえ、肝心のあたりの方はさっぱりだった。向
かい風のため、30mを飛ばすのがやっとで、おまけに
あっと言う間に橋の下のほうに流されてきてしまう。
これではせっせと撒きえをつめても効果半減である。
釣れないと寒さが余計に身に染みる。
 何とか21:30頃までがんばったが遂にギブアップ。

 えさもまだ相当残っている。というわけで場所替えを決行。とりあえずは公共埠頭の様子を見に
行くことにする。
 今日の公共埠頭はいつもと全く様子が違い、ガラガラで3組の釣り人のみ。その中の一組に様子を
聞くと16:00時頃から始めてウミタナゴ1尾だけという。これじゃダメだという訳で今度はアンモニ
アをめざす。

アンビリーバボー!アジ爆釣だぁ!


  アンモニアに着いてひとまず竿を持たずに偵察。  
 温排水口の付近は既に先着ありで5,6本の投げ竿で
無人のまま占拠されていた。これでは入る余地がないの
で次に水銀灯の下を偵察。係留された船の上で5名、水
銀灯の下で2名竿を振っていた。皆一様に小型電気浮き
の延べ竿仕掛けである。様子を見ていると暗くてよく見
えないが入れ食い状態でなにやら釣り上げている。釣果
を尋ねバケツの中をのぞきこむとなんと良型のアジがけ
っこうあがっているではないか。これはいかんと釣りの
準備をする為に早速車に戻る。
 1号の磯竿に2Bの電気浮き、チヌ針1号をセットし
アミコマセと付けアミ、水汲みバケツ、道具箱、バケツ
(釣った魚を入れる)をもって釣り場にひきかえす。 
 岸壁は狭く釣り座が空いてなかったので、悪いとは知
りながら係留されている船の上で釣り座を構える。浮き下を2m程にとり釣り開始は22:00頃、ほん
の2m先へ第1投。そして早くも2投目で浮きがスッと消し込まれ良型のアジがあがる。2Bの電気
浮きの延べ竿仕掛けなんて何年ぶりだろうか。浮きの反応の仕方が実に新鮮だし、延べ竿でこれだけ
のサイズがあがると手ごたえがなんとも言えず心地良い。先程の取水口での不調が嘘のように釣れつ
づけ、これは朝までやれば100は堅いなと竿を振りつづけた、と、1:30頃突然前方にサーチライ
トが点灯し、大型クルーザーがこちらへ向かって来るではないか。これは船の上で釣りをしている釣
り人に注意しに来た沿岸警備艇か、はたまた北朝鮮の不審船かと慌てて船から撤収した。呆然と岸壁
から様子をみていると、サーチライトを照らしたまま一向に動こうとしない。しばらく様子を伺って
いたが変化がないので、後ろ髪を引かれる思いでここを諦めることにした。
 さてどうしよう。ということで先程の温排水口の方に戻ってみると投げ竿の持ち主か若いカップル
がいたので、ほんの狭い隙間に入らせてもらい、発電機を焚いて釣り再開。
 しばらくすると投光機にヒイカが寄ってきてそれを狙ってか太刀魚がうじゃうじゃ集まりだした。
肝心のアタリの方は全くなかったがその光景を見ているだけでも楽しめた。場所を快く空けてくれた
若いカップルも始めて見る光景ではしゃぎまくって楽しんでいた。太刀魚が何とか釣れないものかと
ジグを投げたりしたが全く反応がなかった。どうしたら釣れるのだろうか。もうちょっと太刀魚釣り
の研究をしておけばよかったと後悔する。
 結局、1時間程粘ったが全くアタリがなく、3:00頃ここで竿をたたむ事にした。


<追記>
 これだから鹿嶋は止められない。
 アジの情報が途絶えて久しいが、情報に載らないどこかかしこでこのようにアジにお目にかかれる
のである。また次回も楽しみになってしまうのである。
 帰り際、再度水銀灯のあたりの様子を見てみたら不審船はいつの間にかいなくなっていた。入れ食
い状態だったのになんとも悔しい限りであった。あのまま続けられたら軽く100は超えていただろ
う。
 今回、投光器なしの延べ竿仕掛けだったが、竿を上げる度に暗くて針がつかめず、その都度ヘッド
ライトを付けたのだが、ルミコでも付ければそのような煩わしさから開放されるかも知れない。
 
 

本日の釣果
アジ 30尾(15cm〜24cm)