釣  行  記

日時2003年11月15日(土)19:30〜11月16日(日)9:00
場所鹿嶋港 取水口 南浜
潮周り小潮
天気曇りのち晴れ・強風・うねり
ターゲットアジ・イシモチ



忍!1打逆転さよならヒット!

 
七五三のお宮参り

 本日は朝から大忙しだった。七五三のお宮参りなんである。10:00までに神社に入らないと駐車場が 確保できないというので、てんてこ舞いだった。その甲斐あって、駐車場も確保でき、無事お祓いも済ませる ことができた。
 という訳で、予定より1時間遅れの13:00に家を出発、途中実家に長男を預けたり、ちょっと長男と 遊んだりで鹿嶋に到着したのは19:00だった。
 風は多少強かったが、海面はベタ凪だった。背後からの風向き、南風の為ほとんど苦にならなかった。 橋の上はいつもの土曜日と違い釣り人は少なかった。低気圧の予報が出ていたので、皆、釣行を避けたか? 低気圧の前後こそ魚の活性が高くなって大釣りの期待が膨らむわけで、こちらとしては好都合の状況といえる。
 肝心の釣果の方は、5,6尾から発電機使用の人で20尾ぐらい上がっていた。
 その発電機の常連さんに話を聞くと
 「昨日は皆1束以上、上がったらしいよ。それに比べると今日はあまりよくないね。」
 「そうですか。ちょっとがっかりですけど、今夜は低気圧が通過するという予報ですけど、どうですかね。」
 「あ〜、海は荒れてるぐらいがいいんだ、以前、嵐の中ずぶぬれになりながらやったことがあるけど、もう休む 暇もない入れ食いだったよ。これからよくなるって。アタシはコマセがなくなってもう止めるけど、ここ空くから ここでやんなさい。」
 そ、そうですか、じゃあ、お言葉に甘えまして、というわけで急いで車に戻り道具を持ちとって返すと もう既に先を越されていた。結局、自販機よりの2番目の街灯の下で釣り始める事にした。
 早速発電機を焚いて、初めはトリック1本。
 1時間、2時間、と過ぎ、何の変化も訪れなかった。しょっちゅう空の様子をチェックしては低気圧通過の ことを気にしていたが、風は相変わらず強いが、空には雲の切れ間も見えるし、雨も全く降る気配もなく 全く心配することはなかった。
 「忍」の1字だった。5時間ほど経過してもほとんど変化なく、途中、あまりの退屈さに周りの偵察に行ってみた。橋の中央部で 夫婦での釣り人がいた。彼らはなんと4.5mほどの延べ竿、玉浮き仕掛けでアジを上げていた。浮き下は 2mほど、コマセを水に溶き、ひしゃくでバンバン撒き、足下を狙って20尾ほどを上げていた。驚きだった。 勝浦あたりの堤防でするような釣りがここでも通用するとは。急いで戻り、早速真似をして、タナを浅くし 玉浮きを付け、1本針にし刺しアミを付け、足下に垂らしコマセを水に溶かし、ひしゃくでバンバン撒き 始めた。1時間経過した。状況は全く変わらなかった。
 1:00頃突然その時はやってきた。2,3粒雨粒が頬に当たった。風もにわかに強くなった気がした。
 「これはヤバイ」。そう直感した。仕掛けを急いで巻き上げ、尻手ロープを付け、発電機を止め、 それを持って車に避難した。その途端、大粒の雨が車の窓を叩き出し、風が車を揺らし始めた。 回りの風景が真っ白になった。これが低気圧の通過だった。逃げ遅れた釣り人達が嵐の中右往左往するのがみえた。 cellozoは直感が見事に当たり、見事なタイミングでほとんど濡れることなく車に避難できた。まさに間一髪という ところだった。
 安堵感の為か一気に緊張の糸が解け、すぐに眠りに落ちた。

 熟睡の後、3:00に目が覚めた。風雨はすっかり収まり、空には星が瞬いていた。心配された竿の方も 全く無傷だった。橋の上には全く人影がなかった。
 3:30、早速発電機を焚いて釣りを再開した。延べ竿仕立てを諦め、トリックに戻し棚4ヒロで始めた。 使用していたウルトラマリンコマセカゴの性質上(竿を上げたときにコマセが落ちる仕組みになっている。)、 今度はコマセカゴを一番下につけてみる。 3投目、再開して5分後に竿が刺さった。18cmほどの小ぶりのアジだった。これでvoozuから回避された。 しかし後が続かなかった。
 しばらくすると1人釣り人が現れた。ライトタックルで小さなジグを付け橋の際をカウントダウンして 何度も探っていた。何がつれるのかなと見ていると、ムツが釣れた。結構コンスタントに上げているようだった。 中々面白そうだった。こんな釣り方もあるんだなと思った。
 自分の方はというと結局、5:00までの間に30分に1尾のぺース、3尾を上げるにとどまった。しかし それは序奏であって地合はこれから始まるのだった。
 ちょうど5:00、仕掛けを投入後大きくしゃくり、仕掛けの落ち込みにすぐ食ってきた。これは タナが浅くなってきたかな、活性が高くなってきたかな、などと思いつつ2投目も同じように大きくシャクッて みた。またまた落ち込みに食ってきた。これだと思いこの方法で5分間に5尾をゲットした。
 結局この地合が5:45まで続き、45分間に16尾を上げることになった。久しぶりの入れ食いを堪能し 満足だった。魚の活性が高くなるのは低気圧の通過の前だとばかり思っていたが、今回は通過後の方が いいようだった。
 5:45、夜も白白と明け、お約束事のように当たりもパタッと止まった。という訳で我慢の末に 勝ち取った歓喜に酔いしれ、第1部、アジ釣りの部を終了した。 
夜明け。アジ釣りの部終了。

 この後いつものように、2回戦南浜へ向かう。風は南で多少強く感じた。前回同様、torimizuがあれほど ベタ凪だったのに結構うねりがあった。うねりのせいか程よい濁りがあった。
 釣り開始は、7:00。前回と同じ場所で、3号の磯竿に今回は10号の中通しオモリのブッコミ2本針仕掛けで 突堤の付け根で始める。回りでは6人の先釣者が次々にイシモチを上げていた。







一荷で釣れたイシモチ
 最初はこの前の味をしめてパワーシラスをつけてやって見る。しかし前回のようにはうまくいかなかった。 10分ほどやってみたが、全く反応がなかった。イソメにつけ変えて第1投、餌が底についた途端食ってきた。 全く前回と同じだった。この後入れる度に食ってきて、当たっても少し放置しておくと必ず一荷になった。 海底はイシモチの絨毯かとも思わせるほどだった。ただ型が小さく、大部分リリースした。型は小さくても あたりは大きいから釣りあげる楽しみは変わらなかった。
 こうして第2部の釣りも大満足の内に終了した。時刻は8:30だった。



 


 アジ釣りには多少荒れた天候の方が食いが立つとはよく言われることだが、最後に地合が来たとはいえ 絶好のコンディションを完全には物にできず、多少悔いの残る結果となった。釣れてる人は釣れていた訳で こんな状況下でどう同調させうるかが今後の課題となった。
 一つだけ収穫だったのは、フタつきのコマセカゴを一番下につけ、タイのしゃくりのように大きくシャクッて 誘う方法はかなり有効だったんじゃないかという事である。こうする事によってコマセとトリック針がうまく 同調できたんじゃないかと思っている。また次回試して見る価値はありそうだ。  



本日の釣果
アジ19尾 イシモチ15尾