釣  行  記

日時2004年2月15日(日)8:00〜11:00
場所牛久沼
潮周り
天気晴れ・強風
ターゲットワカサギ



29年振りのワカサギ釣り

 あれは忘れもしない中3の大晦日のこと、近所に中沼という沼があって、そこへ1人、受験勉強もせずに ワカサギ釣りにいったのである。
 その沼は所謂すり鉢沼とか底なし沼とか言われていて、周囲1kmほどの小さな沼 なのだが、水深が100mぐらいあると当時聞かされていた(後で知ったのだが実際には13m程だ そうである)。この沼には他から流入する水路がなく、それでいて常に一定の 水位を保っていたのが不思議だった。おそらく地下水が湧き出していたのだろう、その為に透明度も保たれて いたのかも知れない。水はどこまでも青く澄んでいて、沖のほうは濃紺に染まっていていかにも深そうな 感じがした。 今でこそ心無い人間によってブラックバスが放流されて昔のよき日を伺い知る由もないが、当時は 捕食者がおらずワカサギの宝庫だったのである(今では絶滅してしまったのであろう、全くその姿を 見ることはできない)。
 その日、大晦日、夕方日が沈むまで釣りをして40尾ほど上げて、帰宅した。案の定、母親に大目玉。 いつにない剣幕で叱られた。そのあと母親が天ぷらに揚げてくれ、親子3人で食卓を囲んだ。その天ぷらの 旨かったのなんのって、未だに忘れることができない。そしてあれほどすごい剣幕で怒った母親も 思わず「旨い!」と満面の笑みを浮かべてた、あの表情も忘れられない。今でも母親に会うとこの時の 事を思い出しては「あのワカサギは本当においしかったね」と懐かしむ。いい思い出である。

 という訳で夢よもう一度とばかり、この日初めての釣り場で意気込んだが全くダメだった。
 風が強く、非常に釣り辛かったのだが、それでも3時間ほど粘ってワカサギ1、ハス1、オイカワ1の 貧果に終わった。回りの状況はというと、ほんのピンポイントで20尾ほど上げている人が最高だった。 仕掛けは竿4.8mのへら竿、ワカサギ胴付仕掛け2.5号、餌は紅サシ、アミ(アジのトリックのように スリスリする)。浮き下は仕掛け分。以上のような仕掛けでやったが、アジ釣りに使うアミカゴを使うと 面白いかも知れないと思った。今回は西風が強かったのだが、気温は思ったほど下がることはなかった。 この釣りはもっと気温が下がらないと群れが固まらずダメなのかも知れない。
 かくして29年ぶりのワカサギの天ぷらはおあずけとなってしまった。次はいつその味を楽しむことが できるんだろう。      
漁の名人「鵜」。
結構良型の魚を捕っていた。
のどかな釣り風景。


本日の釣果
ワカサギ1尾