釣  行  記

日時2004年6月26日(土)17:00〜6月27日(日)3:30
場所鹿島港 取水口 南浜 アンモニア
潮周り小潮
天気晴れ・凪
ターゲットアジ・イシモチ
水温15.5℃



不本意ながら・・・

取水口の橋の上、天気はまずまずなんだが

 前回5/29の釣行ではアジは完敗に終わった。原因は不安定な水温の変動にあると自己分析した。そして今回、 NOAAの画像を毎日チェックしていたのだが、結局状況は前回と少しも変わっちゃいなかった。
 という訳で誠に不本意ながら、全く期待をもたず、まァ海でも見れりゃいいやぐらいのつもりで、トゥルトゥリエの 無伴奏チェロをガンガン鳴らして鹿島を目指した。本日は子守りからは解放され、単独行である。
 地元の常臭屋でアミコマセを買うのを忘れたので港屋さんで餌を購入(本日も缶入りお茶を頂いた)、 さらに人間の餌と発電機の燃料を仕入れて真っ先に取水口へ向かう。
 現地着は16:30。今日も橋の上は閑散としていた。例年だと入るスペースがないくらい釣り人がいっぱいだったのに。 あまり状況はよくないってことなのか。
 風はほとんど無風、波もベタ、潮はどうやら動いている状態。まぁ小潮だから仕方ないか。とりあえずは全く期待感 なしで3号5.3mに「mino式カゴ天」をセット。 タナは3ヒロにとる。こう波ッ気なしじゃどうせダメだなと思いつつ第1投。竿を2度ほど煽って30秒ほど待ち回収。 第2投。同じように再び30秒ほどで回収。5回ほど繰り返すも全く反応なし。既に諦めモードが漂い始めた。 気分を変えて水温を計る。水汲みバケツの海水に手を入れるとヒヤッ。かなり冷たい。15.5℃。1ヶ月前と全くかわらない。 益々落ち込んでくる。
 しばらくして今度はトリックの用意。タナは2ヒロ。吹き流しと同じようにピッチを上げコマセの投入を繰り返す。 それでも全く生体反応なし。
黄昏の公共埠頭
   結局暗くなってからも1:30ほど粘ったが20:30に遂にギブアップ(1度仕掛けの回収途中でイカらしき物体が 食らいついたが上げることはできなかった)。全く不本意ながら場所替えを決意する。
 次に目指したのは南浜。イシモチ狙いである。無風、ベタ凪だった。肝心の濁り具合は暗くて見えなかったが 昼間竿を出したというギャラリーの人に様子を聞いて見るとスケスケだよ、とのこと。それでも「昨日も今位の時間から 竿を出したけど20くらい上げたよ」という。少しは期待感がもたげてくる。それじゃ少しやってみるかってんで 浮き仕掛けを準備する。
 結果から言うとここでも全く生体反応なし。1時間ほどでやめる。
 いい加減飽きた。
 今日ほど期待感が皆無なのは珍しい。えてしてこういう日こそ釣れるもんなんだが。
さてこれからどうしよう。いっそのこと釣りを止めていろんなところ見て回ろうか。というわけでアンモニアと 港公園を見て回ることにする。このことが結局好結果をもたらすことになる。
 アンモニアに着くと岸壁は相変わらず人でびっしりだった。やっぱり情報どおり釣れてるんだろうか。しばらく 様子を見ていると延べ竿仕掛けで結構アジが上がっている。良く見ると一人分のスペースはありそうだ。という訳で ここで参戦することにする。
 早速1号5.3mの延べ竿仕掛けをセット。ハリスの上にはルミコを装着。タナは2mにとる。針は袖8号。餌はつけアミ。 隣の釣り人に一言挨拶してつり開始。ここは絶対にライトの明かりを水面に向かって照らしてはいけない。アジが驚いて 逃げてしまうらしい。
 しばらくはサバが時たま襲撃に来るくらいでアジの気配は無かった。30分程して突然浮きが消しこまれ、ギューンと 糸がなった。20cmオーバーの良型のアジだった。これくらいのサイズを延べ竿仕掛けで上げると実に気持ちがいい。 今日これまでの不景気が一気に吹き飛んだ。その後立て続けには食わずポツリポツリの拾い釣りになった。
 しばらくして近くを小型の漁船が通過して波を寄せてきた。その波に乗って浮きがリズミカルに揺れた。それと同時だった。 浮きが消しみ竿先を引ったくった。「これだ!」と思った。釣り上げたアジをクーラーに収め、スプーン一杯のコマセを 撒き、仕掛けを振り込み小刻みに誘いをかけてみた。すぐに浮きが消しこんだ。思ったとおりだ。誘いによってアジの 活性が高められたのだ。その後このパターンにより入れ食いが始まった。途中、高切れや浮きのロスト、太刀魚の襲撃 などで結構中断したが、サバの猛襲が始まる3:00ごろまで食いは途切れることなく続いた。コマセ切れで3:30に やめるまでに42尾を釣り上げた。    
 


 いつもなら今日は絶対釣るぞという意気込みをみなぎらせて出陣するのだが、今回ほど期待感のない釣行も珍しい。 その無欲の勝利とも言うべきか、単なる偶然か。それにしても延べ竿仕掛けであのサイズのアジの引きはたまらない。 病み付きになりそうな釣り方である。しかしながら残念なのは取水口での結果。今年はまだあの橋の上でのアジとの 邂逅を果たしていない。あそこでの結果が出ないことには自分としては鹿島詣での意味がほとんどないのである。 アンモニアでの結果が出たとはいえ全く不本意なことなのである。嗚呼橋の上のアジが恋しい。  



本日の釣果
アジ42尾